2021年 年頭所感

2021年1月4日
三井不動産リアルティ株式会社
代表取締役社長 遠藤 靖

年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルスが世界各地に広がる中で、日本においても東京オリンピック・パラリンピックが延期になり、4月には緊急事態宣言が発出されるなど、不測の事態に翻弄された一年となりました。

そうした中で当社においては、お客さまと社員の健康と安全を第一に考え、4・5月に全ての事務所、センターでの営業活動を在宅勤務に切り替えました。この影響により不動産売買仲介取扱件数が2019年に比べて減少する結果となりました。また、外出自粛要請などにより時間貸し駐車場の稼働が落ち込みましたが、一方で会員制カーシェアリングサービスの利用者数は2019年を上回るペースで増加しました。

新型コロナウイルスの流行により新しい生活様式が浸透しつつあり、お客さまの消費に関する行動や意識は刻々と変化しております。当社は、これまでの常識や慣習にとらわれない新たな発想とそれを実現する強い意思をもって、この急速な変化に対応しようと考えています。 地域に根差し、よりきめ細かなサービスを提供していくため、積極的な店舗展開を進めるとともに、社員一人ひとりが専門的な知識と高い倫理感をもった不動産のプロとして、お客さまの暮らしのより豊かな未来の実現に貢献してまいります。

最後になりましたが、本年も皆さまの一層のご理解とご支援をお願い申し上げるとともに、本年が皆さまにとって実り多い一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

本件に関するお問い合わせ

三井不動産リアルティ株式会社
企画部広報グループ
TEL:03(6758)4062

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