災害時に一時避難施設として利用可能！
「三井のリパーク」埼玉県立近代美術館東駐車場を災害支援型駐車場として新たにオープン
～「組立式テント」「災害用簡易トイレ」など、高まる災害時対策ニーズに対応～

三井不動産リアルティ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：山代裕彦）は、「三井のリパーク」埼玉県立近代美術館東駐車場に、災害時などに役立つ各種設備を導入し、「災害支援型駐車場」として11月5日（月）に新たにオープンすることをお知らせいたします。

当社はこれまで、災害発生時に駐車場を支援拠点として提供する地域貢献の取り組みとして「非常用電源」や「簡易トイレ」などの災害時支援設備を設置した「災害支援型駐車場」を大阪・神戸・新潟・仙台の全国4ヵ所に開設してきました。度重なる自然災害の発生などで災害対策への意識が高まる中、新たに「三井のリパーク」埼玉県立近代美術館東駐車場に災害時支援設備を導入することといたしました。

本駐車場は、停電時にも備え付けのコンセントからスマートフォンなどへの充電ができる「ソーラーＬＥＤ街路灯」のほか「組立式テント」「簡易トイレ」「かまどベンチ」などの災害時支援設備を設置し、車中泊避難にも対応が可能な施設となっています。今後も三井のリパークは、同様の「災害支援型駐車場」の設置を積極的に進め、駐車場の利用者だけでなく、地域の皆さまにも貢献できる駐車場づくりに努めてまいります。

三井不動産リアルティは、住まいや街の価値を活かして、お客さまが抱える様々な課題を解決するお手伝いをしていくことで、お客さまの暮らしのより豊かな未来の実現に貢献してまいります。

導入設備

・ソーラーＬＥＤ街路灯（非常用電源・ＡＥＤ付）：1台

日照時に発電を行い、蓄電された電力で夜間にＬＥＤ照明を点灯します。また、災害時には備え付けのコンセントから、スマートフォンやラジオなどの充電を行うことが可能です。さらに、足元にあるキャビネットには、ＡＥＤが格納されています。ソーラーＬＥＤ街路灯は2014年から設置を開始し、現在は全国20カ所の「三井のリパーク」駐車場に設置されています。

・脱着式バリカー

通常時は車両の進入を防ぐ防護柵として使用しているバリカーを脱着式とすることで、緊急時に大型車も場内に入庫できるようになり、駐車場を救護活動などの拠点として活用することが可能となります。

・組立式テント（4台）

災害時における負傷者手当てや一時的な休憩などでの利用を想定したテントです。駐車場外周部に設置してあるパネルの内部に収納されています。

・簡易トイレ・簡易プライベートテント（各1台）

簡易トイレと簡易プライベートテントを組み合わせて使用することで、災害時に個室トイレとして利用できます。ベンチ内部に収納されています。

・Wi-Fi機能付高機能自動販売機

1. 無料Wi-Fi接続
   NTT東日本が提供する無料公衆無線LANアクセスサービスにより、Wi‐Fiに対応した端末から無料で1回の接続で60分までインターネットを利用することができます。（回数無制限）
2. 災害時救援機能
   停電時でも、内蔵されたワイヤー操作により貯蔵飲料を無償で提供することができます。また、ダストボックスの上部空きスペースに災害時に使える災害対策用用品を備蓄しています。

事業地概要

事業地名	「三井のリパーク」埼玉県立近代美術館東駐車場
所在地	埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目24番13号
最寄駅	ＪＲ京浜東北線「北浦和」駅より徒歩5分
リニューアル日	2018年11月5日（月）
台数	30台（すべて時間貸）
利用料金	8時～20時　60分／300円 20時～8時　60分／100円 最大料金 入庫後12時間以内 1000円

本件については、国土交通記者会、国土交通省建設専門紙記者会、埼玉県政記者クラブ、自動車産業記者会へ資料を配布しております。

参考

「三井のリパーク」災害支援型駐車場一覧